ラウンジのママの離婚騒動
大学時代に、学費を稼ぐためにラウンジでバイトをしていたことがありました。
その時に当時カリスマ性も人気も美貌も兼ね備えていたママが独立して自分のお店を持つことになりました。
でも、次のママを決めるにあたって、週2-3回バイトに入っていただけの私でも分かるくらい、その頃は人手不足であまり良い人材がいないようでした。
美人で人気者だけど若すぎる、年季は重ねているけれど人気がない、人気も実力もあるけどアルバイトで毎日は出勤できない・・など。
オーナーが最終的にようやく決めた次のママになった女の子は21歳で、‘’ママ‘’という大役に困っているように見えました。
でも名前や肩書が人を作るという感じで、ママと呼ばれ、ママとしての仕事をこなしているうちに何となく貫禄がついてきたように思いました。
でもその頃から、その子は‘’ママ‘’という言葉に酔い始め、気に入った男性客にしか席につかない・他のホステスさんのお客さんも気に入れば横取り・結婚して娘さんも1人いるのに必要以上にお客さんと出掛けたりイチャイチャしたりと、周囲が引くぐらいのはしゃぎぶりで、それからいくらも経たない内にママは妊娠!さらに中絶してしまったのです。
「経済的に厳しいからって言い訳してるけど、他の男の子供だから中絶したみたいだよ。」と、まことしやかな噂が流れ、さらにしばらくしてご主人と離婚してしまいました。
ママの仲良しの女の子から聞いた話では、派手な男遊びがご主人に露呈し、弁護士をたてて離婚を迫られ、娘さんもご主人に引き取られたそうです。
私が思ったことは、ご主人が弁護士を雇える財力があるのなら経済的に不安で赤ちゃんを諦めたっていうのはやっぱり嘘かな?&肩書が人を変えてしまうこともあるんだなあ、器じゃなかったってことかなあ、ということでした。
投稿日:2016/11/20